2022年 エントリー作品

特別賞

自然素材と広がり間取りのリノベーション

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

2,980万円

2021年04月

  • 断熱

    等級6

  • 耐震

    上部構造評点1.58

減築を施し、広縁を軒下空間のある縁側にしました。さらに、2つだった敷地をつながりを持てるように段差を設けた庭にウッドウッドデッキを作り、庭を楽しめるようにしました。車通りの多い道路面は庭に段差があることで、視線を遮り、開放的かつくつろぎ安い空間となっています。「座」と「椅子」の視線のずれをあえて段差を用いることにより、緩やかにつなぎ、家族のコミュニケーションがとりやすい広がり間取りとなっているのが特徴です。

投票数

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リノベーション後 After

自然素材と広がり間取りのリノベーション

1階部分を一部減築し、軒下の縁側空間を作り出しました。
さらに、ウッドデッキを作り、居間から外につながる開放感を持たせました。

自然素材と広がり間取りのリノベーション

壁をなくし、食の間とつながる対面キッチンにし、北側のくらいキッチンだったところが、南を向いた広い空間となりました。

自然素材と広がり間取りのリノベーション

居間を一段高くし、食の間との目線の高さを合わせ、コミュニケーションを重視した広がり間取りとなりました。

自然素材と広がり間取りのリノベーション

漆喰の壁、浮造りの床など素材を感じる空間となり、北側の居室にも採光が得られる建具になりました。

自然素材と広がり間取りのリノベーション

和室続きだった2階和室は、北側を書斎とウォークインクローゼットにし、活用しやすい空間となりました。

自然素材と広がり間取りのリノベーション

床の間だった部分に、造作のソファを作り、開放的かつ落ち着く場所になりました。

リノベーション前 Before

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    玄関

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    キッチン

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    居間

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    2階廊下

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    2階居室

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    床の間

リノベーション施工中 Process

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    基礎打ち

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    基礎打ち

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    基礎完了

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    デコスファイバーの断熱材を吹き込んだ後、大工工事によって造作棚も作っていきます。

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    珪藻土の下地となるプラスターボードのビス穴を埋め、きれいに塗る下処理をしています。

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    ぎふ漆喰も珪藻土と同様、壁と天井両方を塗りまわしています。

間取り Plan

リノベーション前

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    1階平面図

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    2階平面図

リノベーション後

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    1階平面プラン

  • 自然素材と広がり間取りのリノベーション

    2階平面プラン

物件概要

所在地
岐阜県岐阜市
敷地面積
333.39㎡(100.85坪)
延床面積
124.59㎡(37.68坪)
構造
木造在来
既存建築年
1981年(築43年)
改修竣工年月
2021年04月
断熱性能
UA値:改修前2.92w/㎡・K ⇒ 改修後0.44w/㎡・K(改修前の6.6倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前0.2 ⇒ 改修後1.58

企業紹介

企業名
株式会社 WOODYYLIFE
Webサイト
https://woodylife.jp/

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。