特別賞

安心の見える住まい

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

3,000〜3,500万円

2024年11月

リノベーション後 After

安心の見える住まい

外観
シンプルな形状に減築

安心の見える住まい

窓から四季の変化を楽しむ植栽配置

安心の見える住まい

足ざわりの心地よい杉の無垢材
お子様も裸足で駆け回る

安心の見える住まい

お部屋全体を見渡せるⅡ型のキッチン

安心の見える住まい

部屋を細かく仕切らず大らかに暮らす

安心の見える住まい

南北の空地から風が通り抜ける

リノベーション前 Before

  • 安心の見える住まい

    道路からの外観
    凹凸が多く建物の全貌が分かりずらい

  • 安心の見える住まい

    既存のバルコニー
    過重負担増と断熱の熱橋になる為撤去する事に

  • 安心の見える住まい

    改修工事で耐力壁と思われる壁が撤去され広いワンルームになっていた。窓も多く冷気が入ってくる。
    庭木もない為殺風景。

  • 安心の見える住まい

    下屋から雨漏れしていた北向きのキッチン

  • 安心の見える住まい

    旗竿敷地から門扉

  • 安心の見える住まい

    床下から小動物が侵入している形跡あり

リノベーション施工中 Process

  • 安心の見える住まい

    減築部分の基礎断面から配筋の状況とコンクリート強度を確認

  • 安心の見える住まい

    柱、根太組、補強に加え、制震ブレス合計17カ所設置

  • 安心の見える住まい

    断熱気密施工

  • 安心の見える住まい

    工事中、固有周期を計測し効果を確認

  • 安心の見える住まい

    気密測定実施C値0.2

  • 安心の見える住まい

    竣工後基礎のクラック状況記録
    経過確認

技術的なポイント Point

断熱性能
土間下:スタイロフォームAT t=30㎜ 
基礎 :ネオマフォーム   t₌100㎜(立ち上がり・折り返し455)
壁  :ネオマフォーム   t₌60㎜
屋根 :ネオマフォーム   t₌100㎜
窓  :APW330(YKKAP)
ドア :夢窓(アルス)FIX窓付

耐震性能
構造  :在来軸組⼯法許容応⼒度計算
屋根  :軽い屋根
耐震⽬標:耐震等級3+制震壁制震壁:⽇軽⾦アクトブレースリーKⅡ17カ所
最⼤層間変形⾓が極稀地震で1/75rad以下、震度7が2回で安全限界以内
重量  :1階142.406 kN、2階70.9 kN 総重量213.306 kN
偏⼼率 :0.15以下
地盤種別:第⼆種地盤、液状化の可能性:無し

耐震見える化
改修前後 :微動探査
改修計画時:ウォールスタッド解析(震度7が繰り返しても安全に住み続けられる家を目標とする)
解体後  :軸組計測実施→図面化
工事中  :固有周期計測2回(耐震改修効果についての経過観察)
気密測定 :C値0.2
改修後  :基礎のひび割れなど経過観察できるよう基礎モルタル仕上施工無
      壁、柱の損傷など確認できるよう充填断熱施工無

固有振動数を計測する理由:
固有周期をTとすると、固有振動数f=1/T
T=2π√(M/K) M:質量、K:水平剛性
固有振動数は、重量が増えると低下し、剛性が増えると増加するので、建物の耐震性や施工状況の指標となる。
新築2階建ての在来工法・耐震等級3で5Hz~7Hz(計測実績)
計測結果:
1回目の固有振動数は、仮止め筋かい状態で東西・南北ともに3.5Hz
2回目は、東西・南北ともに5Hzになっており、今後内部の耐力壁と
石膏ボードの施工により、5Hzよりも高くなると考えられる。
結論
固有振動数は順調に推移していると考えられる。
    

間取り Plan

リノベーション前

  • 安心の見える住まい

    部屋数は多いが雨漏れ、結露、部屋の温度差も大きく空調している部屋のみ利用
    赤斜線部分を残す減築計画

  • 安心の見える住まい

    旗竿敷地で周辺建物に囲まれており、計画既存建物も敷地いっぱい建っている為、風が抜けない上、暗い印象

リノベーション後

  • 安心の見える住まい

    1階2階の耐力壁のバランスを整え部屋を細かく区切らなシンプルな空間構成
    キッチンはⅡ型に配置し庭の風景や部屋全体を見渡せる位置に

  • 安心の見える住まい

    減築により周辺建物(南北)の風の通りも生まれ明るい印象に。
    旗竿部分だけでなく北側にも抜けている為災害時避難経路としても有効

  • 安心の見える住まい

    季節ごとに風景が楽しめるよう落葉、常緑をバランスよく配置、愛着を持ってもらう為、高木から下草まで名称を記載

  • 安心の見える住まい

    改修前と改修後 微動探査計測にて耐震工事の結果を見える化

  • 安心の見える住まい

    解体後梁伏図、軸組を図面化し(土台から上)構造計算を実施。既存梁に床根太をかける事で剛性を上げる事とした。

  • 安心の見える住まい

    壁は付加断熱仕様を採用、室内ボードを剥がせば柱の状況が確認できる。

物件概要

所在地
東京都練馬区
敷地面積
184㎡(55坪)
延床面積
106.79㎡(32.29坪)
構造
木造在来2階建て
既存建築年
1985年(築41年)
改修竣工年月
2024年11月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値 改修後0.35w/㎡・K

企業紹介

企業名
株式会社増木工務店
Webサイト
https://masuki-asuka.com/

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。