特別賞

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

3,000〜3,500万円

2025年03月

リノベーション後 After

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

増築された部分を減築してちょうどいい大きさに。減築の一部は屋根つきデッキとして、薪や家庭菜園の道具を置いたり、天体望遠鏡で星を見たり。家族の大切な場所になっています。完成から約9か月経過し、県産杉の外壁は味わいがでてきました。

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

東に立山、南に白山、目の前には田圃が広がる最高の景色をキッチン、ダイニングから楽しめます。大開口はAPW431を採用し、ハニカムスクリーンをつけました。オーナーが選んだアンティーク照明にあわせて、内装や家具を提案しています。

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

開放的な一室空間を既存柱でゆるく区切ってリビングに。壁で囲まれたエリアをつくってソファを配置。テレビを見たり、本を読んだり、落ち着く場所になりました。季節にあわせてソファの配置を変えて過ごしています。

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

オープンな造作キッチンの奥は、パントリーを兼ねた食器棚洗面、脱衣・洗濯室、浴室とつながる家事動線としました。リビングから見えにくい配置としています。

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

ホールから個室につながる空間と階段下を使って造作の収納をたっぷりと配置。一角には庭を見ながら趣味を楽しむアトリエを。明るく開放的なリビングと対照的な落ち着く場所になっています。

醍醐の家・減築でつくる富山のくらしのスタンダード

既存の玄関は減築してゆったりとしたポーチに。屋根と壁で囲んでいるので、風や雨・雪を防いでくれる、この地域のくらしに不可欠な場所です。

リノベーション前 Before

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    外観東面。南(写真左)に向かって増築されてコの字型に。室内も庭も日あたりが悪くなっていた。

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    畳の間が続くプラン。状態はよい。

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    アルミの掃き出し窓に面した廊下。結露で床に染みがついている。歩くとブカブカしていた。

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    階段の勾配が急で上り下りがしにくい。

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    瓦は葺き替えから時間が経っておらず、状態がよかった。

リノベーション施工中 Process

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    増築部分を減築する準備。既存の瓦はそのまま使用した。

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    減築の一部は屋根つきウッドデッキに。南からの季節風と夏の日射対策としても有効。

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    柱を追加し、直下には基礎を新設。構造用合板と筋交いで耐力壁を構成した。

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    断熱工事が完了。天井には高性能グラスウール、壁にはセルロースファイバーを充填。気密シート・テープで気密処理を行った。南面の大開口にはAPW431を採用。

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    床断熱を採用しているため、床を貫通する配管廻りを気密処理した。

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    気密測定を実施。C値0.4

技術的なポイント Point

【断熱】
床:押出法ポリスチレンフォーム3種b t=60mm
壁:セルロースファイバー t=120mm
天井:高性能グラスウール16K t=170mm
窓:APW330、431(YKKAP)、ハニカムスクリーン、障子
玄関ドア:スニッカルペール木製断熱玄関ドア

【耐震】
基礎:一部基礎新設、アンカーボルト追加、防湿シート砕石敷
壁:構造用合板 t=9mm、筋交い45×90、柱頭柱脚金物設置
2階床:構造用合板 t=12mm、根太ピッチ500以下半欠

間取り Plan

リノベーション前

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    既存平面図

リノベーション後

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    改修後平面図

物件概要

所在地
富山県高岡市
敷地面積
602㎡(182.4坪)
延床面積
124㎡(37.5坪)
構造
在来木造2階建て
既存建築年
1975年(築51年)
改修竣工年月
2025年03月
省エネ基準地域区分
5地域
断熱性能
UA値 改修前1.78w/㎡・K⇒改修後0.41w/㎡・K
耐震性能
上部構造評点 改修前0.28 ⇒ 改修後1.39
設計

一級建築士事務所株式会社フラグシップ

施工

株式会社フラグシップ

企業紹介

企業名
株式会社フラグシップ
Webサイト
https://flagship-style.jp/
コメント

富山県砺波市を拠点に、無垢の木を使った家づくりと暮らしを提案する、株式会社フラグシップです。地元で育った木や昔からある自然素材を使った空間を設計し、地域ではたらく職人たちとつくり、住まい手のみなさんと一緒に日々のくらしを楽しむ。そんな工務店の姿を目指しています。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。