十三空間の活かし方

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

2,753万円

2025年08月

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リノベーション後 After

十三空間の活かし方

減築により面積は小さくなりましたが、高窓の配置によって自然光を取り込みながらもプライバシーを確保し、天井の高さや視線の抜けを活かして開放感を演出し、面積以上の広がりを感じられる工夫をしました

十三空間の活かし方

構造上残す必要があった、伝統的構法の差鴨居を利用し間接照明を設置

十三空間の活かし方

抜け感やハイドアを活用した空間づくりで、広さを演出

十三空間の活かし方

既存柱が高い既存構造を活用し、多目的に利用できるロフトを計画

十三空間の活かし方

家族と同じ空間で個人の時間も過ごせるスタディスペースを併設。コンパクト住宅ならではの過ごし方の工夫を提案

十三空間の活かし方

建物をセットバックをしたことにより、周辺道路の見通しが改善し、安全性や防災性も改善されました

リノベーション前 Before

  • 十三空間の活かし方

    道路境界線の越境、伝統的構法の混在、無筋基礎…等様々な問題が山積みの物件でした

  • 十三空間の活かし方

    物件購入の際に、道路境界線が不適切な位置にあるので、町から是正の指示を受けることを条件にお施主様が個人で購入した物件

  • 十三空間の活かし方

    柱が高い既存住宅の天井空間を活かし、ロフトと全館空調を提案しました

  • 十三空間の活かし方

    築100年以上の建物は老朽化も目立ち、断熱や耐震などの性能も低い状態でした

  • 十三空間の活かし方

    基礎のない部位もある状態

  • 十三空間の活かし方

    構造的な強度を担うため、残す必要がある差鴨居

リノベーション施工中 Process

  • 十三空間の活かし方

    既存基礎がある箇所は活用・補修し、基礎がない箇所は新規に基礎を増設、もしくは基礎補強して耐震性を向上

  • 十三空間の活かし方

    基礎のなかった部分に基礎を新設

  • 十三空間の活かし方

    土台のみだった部分に基礎打設の上、土台補強

  • 十三空間の活かし方

    既存柱が高い既存構造を活用し、多目的に利用できるロフトを計画

  • 十三空間の活かし方

    天井空間にダクトを設置し、エアコン1台で家中が快適に過ごせる全館空調を導入

  • 十三空間の活かし方

    柱や筋交いを金物で補強し、耐震性能を改善

技術的なポイント Point

◆断熱:フルスケルトンにして気密施工の精度を向上
床:フェノールフォーム1種2号CⅡ/t=66
壁:高性能グラスウール16K/t=120 気密シート
天井:高性能グラスウール16K/t=155 気密シート
窓:APW330・331(YKK AP)
ドア:ヴェナートD30(YKK AP)

◆耐震:基礎のない部位には既存土台の下に土間を打設・アンカーボルト新設。差鴨居は残し、在来木造をベースにした耐力壁を施工

間取り Plan

リノベーション前

  • 十三空間の活かし方

    築約100年の建物は一部伝統的構法と在来工法が混在する複雑な構造でした

リノベーション後

  • 十三空間の活かし方

    建物面積は、当初お施主様の要望されていた広さ(30坪程度)より狭く(約24坪)なりましたが、高窓や天井高の調整などで、視線の抜けや高さを強調し、床面積以上の広がりと快適性を実現しました

物件概要

所在地
長野県諏訪郡下諏訪町
敷地面積
307.27㎡(92.95坪)
延床面積
77㎡(23.29坪)
構造
一部伝統的構法と在来工法が混在
既存建築年
1925年(築100年)
改修竣工年月
2025年08月
省エネ基準地域区分
4地域
断熱性能
UA値 改修前3.06w/㎡・K⇒改修後0.39w/㎡・K(改修前の7.85倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前0.26 ⇒ 改修後1.56

企業紹介

企業名
株式会社サンプロ

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。