戸建ての思い出を継承するマンション

中古物件購入+リノベーション

断熱

1,500〜2,000万円

2023年12月

投票数

64 65

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リノベーション後 After

戸建ての思い出を継承するマンション

広々としたLDK。愛用の家具と調和の取れたインテリアに。

戸建ての思い出を継承するマンション

中央の大梁は敢えて現しに。より天井を高く、広く感じられます。思い入れのある飾り棚をテレビボードにリメイク。

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キッチンからは福井市の街並みを一望できます。料理も食事も楽しい空間に。夜景を眺めながらの一杯も。

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仏間扉の金具は前の住まいで使っていた物を転用。遺影を飾ることもできるようにしています。

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長い廊下にはご所有の絵画を展示。まるでギャラリーのような空間に。

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洗面脱衣室の広さを確保するため、洗面化粧台は奥行き45cmのスリムタイプを採用しています。

リノベーション前 Before

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    壁向きのL型キッチン。

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    大きな窓のあるダイニングキッチン。冬は寒く結露もしやすい窓。

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    5.5帖の洋室。クロスや床など経年劣化による汚れや破れがあります。

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    玄関右手の和室。仏間はありません。

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    トイレは2ヶ所ありました。随所に経年劣化が見られます。

リノベーション施工中 Process

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    解体工事が完了。不要な配線やダクト類も撤去します。

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    コンクリート部には吹付断熱が施されていますが、劣化による剥がれなどもあります。

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    中央のパイプスペースを覆っていたコンクリートブロックも撤去しています。

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    新しい吹付断熱を壁、天井ともに施工。アクアフォームNEOを使用しています。

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    フリーフロアを利用した床下地が完成。どの部屋も段差の無いバリアフリーな造りになっています。

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    全熱交換型24時間換気システムを導入。既存の排気口を利用しているため、新たな穴あけ工事は行っていません。

技術的なポイント Point

このマンションは窓上に設けられたガラリから給気を行う構造となっていました。断熱のために全窓に内窓を設置していますが、そうすると給気口を塞いでしまうことになります。そこで、全熱交換型の24時間換気システムを導入することとなりました。
ただし、新たな給排気口の穴を開けることはできません。また、梁に穴を開けるわけにもいかず、ダクト経路も制限されます。
幸い、元々トイレが2ヶ所ある間取りだったこともあり、給排気口の数は賄うことができました。梁の影響を受けない位置で換気経路を計画し、給気・排気ともダクトを通じて行う機材を選定することで、トイレを含め各お部屋での換気計画を賄うことができています。

間取り Plan

リノベーション前

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    細かく部屋割りされた4LDKの間取り。水廻り部分は床が1段高くなっています。

リノベーション後

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    約25帖の広々LDK。中央の洋室は寝室兼奥様のクロークです。将来もし売却する際には改めて2つの洋室に分けることもできます。

物件概要

所在地
福井県福井市
延床面積
106.80㎡(32.30坪)
構造
RC造
既存建築年
1988年(築37年)
改修竣工年月
2023年12月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値 改修前1.06w/㎡・K⇒改修後0.56w/㎡・K

企業紹介

企業名
株式会社タキナミ
Webサイト
https://takinami-reform.jp/
コメント

タキナミはこの度、創業100年を迎えました。この100年の中で培ってきた技術を最大限に活かし、地域の住まい再生を手掛けていくこと。外見や内装が綺麗になるだけでなく、高い基準の耐震性・断熱性を実現。タキナミのリノベーションでは“本当の意味での再生”にこだわっています。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。