三世代でつなぐ実家リノベーション

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

3,000万円

2024年02月

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リノベーション後 After

三世代でつなぐ実家リノベーション

あらわしの梁を活かした存在感のある吹き抜けを中心に開放感のあるLDKに変身しました。北欧カラーのブルーグレーをキーカラーにすることで家全体が柔らかい印象になり、落ち着く空間となりました。

三世代でつなぐ実家リノベーション

既存のリビングのアクセントウォールを活かし、仏壇の奥の壁に設置しました。
いつでも昔の家の面影を感じることができます。

三世代でつなぐ実家リノベーション

奥様の代からお子様の代まで続けてきた成長を刻んだ柱を1階のウォークインクローゼットに設置し、いつでも思い出を感じながら、過去から未来へと続く時間の流れを感じることができる空間になりました。

三世代でつなぐ実家リノベーション

ご家族の様子を各々が感じることができるように、吹き抜けにつながる広いフリースペースを設けることで、1階の生活している御母様も2階のお孫様の様子が感じられる空間づくりをしました。

三世代でつなぐ実家リノベーション

2階主寝室です。奥様ご希望の北欧カラーのブルーグレーをキーカラーとして、おだやかな時間が流れるやさしい主寝室になりました。

三世代でつなぐ実家リノベーション

家事導線を1階に集約できるよう広々としたランドリースペースをつくりました。

リノベーション前 Before

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    リノベーション前の外観です。

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    既存リビングに設置されていたアクセントウォールは新しいリビングに設置された仏壇の奥の壁に設置し、いつでも昔の家の面影を感じる事ができるようにしました。

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    リビングから階段、脱衣室への導線です。
    既存の間取りは3LDKです。

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    リノベーション前のキッチンです。

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    リノベーション前の2階個室です。

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    リノベーション前の1階和室です。

リノベーション施工中 Process

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    解体中の写真です。基礎まで解体し、劣化や狂いのある柱の交換や加工と基礎補強、梁補強などを行います。

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    基礎立ち上がりの断熱には
    外張:T=100㎜ XPS3種 bA0.028W/m・Kを新設、
    土間下断熱には
    敷込:T=100㎜ XPS3種 bA0.028W/m・Kを新設しました。

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    クリーンルーム等で使われている第2種換気システムを採用。気密性が良いからこそ活きるダクトレス全館空調で床下パイピング(床暖房)を床下全体にはりめぐらせることによって「家中あったか」を実現。

  • 三世代でつなぐ実家リノベーション

    外壁断熱には
    外張:T=50㎜ XPS3種 bA0.028W/m・Kと
    軸間:T=105㎜ 高性能グラスウール16K 
    bA0.038W/m・Kを新設しました。

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    天井断熱には
    T=350㎜ ブローイングウール0.052W/m・Kを新設しました。気密シートと気密テープを施工し、壁内に湿気が入ることを防ぎます。

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    透湿・防水・防風シートを施し、外からの湿気をシャットアウトします。

技術的なポイント Point

【断熱改修のポイント】
築年数を問わず、構造体、基礎改修にいたるまでリノベーションの為の技術を追求したことにより、新築同等の気密性能を実現しました。
厳しい環境である北海道であっても高い気密性能である為、断熱性能を損なうことのない快適な暮らしを提供することができました。

【省エネ化への取り組み】
弊社がリノベーション住宅で最も力を入れていることは前述にも述べた「技術力」にあります。外皮性能を数値だけでとらることなく、気密性能や断熱欠損をおこさないよう徹底した現場管理、技術的研鑽を毎物件行っております。限られた予算の中で快適な暮らしの提案の為に確実な断熱性能の確保に取り組んでいます。

間取り Plan

リノベーション前

  • 三世代でつなぐ実家リノベーション

    【Before 1階間取り】
    75.78㎡
    階段は中央にあり
    昔ながらの独立型キッチンでした。

  • 三世代でつなぐ実家リノベーション

    【Before 2階間取り図】
    48.60㎡
    2階には2部屋のみの間取りでした。

リノベーション後

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    【After 1階間取り】
    75.96㎡
    家事導線を1階に集約できるように、広々としたランドリースペースや集合首脳を1階に設けました。

  • 三世代でつなぐ実家リノベーション

    【After 2階間取り】
    50.22㎡
    吹き抜けにつながる広いフリースペースを設けることで、1階からもお子様の様子が感じられる空間づくりをしました。

物件概要

所在地
札幌市東区
敷地面積
211.86㎡(64.09坪)
延床面積
131㎡(39.62坪)
構造
木造在来2階建て
既存建築年
1989年(築36年)
改修竣工年月
2024年02月
省エネ基準地域区分
2地域
断熱性能
UA値 改修後0.36w/㎡・K
耐震性能
上部構造評点 改修後1.35

企業紹介

企業名
株式会社 建築舎
Webサイト
https://kenchikusha.net/
コメント

建築舎の強みである住宅の経験、技術を活かし、再生可能な木材の再利用、また健康を考えたパッシブ設計による換気システムとデザインを導入し、健康な住まいづくり、そして未来に価値ある住宅を提供していきます。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。