陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

中古物件購入+リノベーション

ゾーン断熱

2,100万円

2024年11月

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リノベーション後 After

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

植栽はすべて撤去し、外壁の一部を貼り変えて明るいベージュに塗装しました。玄関ポーチやカーポートも一新して、スッキリとした外観になりました。好きな雰囲気になった家に帰るのが楽しみになったとか。

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

LDと変化を持たせた下がり天井のキッチン。ウッドワンのフレームキッチンは家具のようなデザインで、飾り棚にも。シンク横のカウンターの対面側の棚板を外すと、日常的に軽く食事をする場所としても使えます。

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

リビングには、階段下スペースをヌックとして活かした小上がり書斎コーナーを造りました。この籠る感じが集中でき、自宅でのお仕事も捗ります。ドアの横には書庫もあり、時間を忘れて読書にふけることも。

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

魅せるキッチンから洗面コーナーは近く、朝食を摂ってから身支度をする動線もスムーズ。あえて扉レスにしたことで、室内の光を洗面コーナーにも取り入れることができます。

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

天然木複合フローリングが美しく、LDKからの明るい光が通路へと届きます。新しくなった水廻りや階段から2階へと行き来しやすく、効率的に日々のルーティンをこなすことができます。

陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

独立した2.2帖の洗面コーナーには、シームレスカウンターを採用。オープン棚にタオル類やメイク用品などを置けます。室内にクローゼット完備で、セルフケア時間を愉しめるようiPad用USB電源も充実。

リノベーション前 Before

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    築36年経つ住宅の外観。内覧時は売主様が居住中でした。大切に住まわれており、きれいな状態でした。

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    16.8帖のLDK。落ち着いた内装ですが、窓から明るい光が入りました。

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    LDK内の奥まった場所(北側)にある壁付キッチン。

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    リビングの掃き出し窓から光が入って明るい反面、夏場は暑そうな印象がありました。

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    玄関近くの和室は、ちょっとした物置や客間として使われていました。

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    2階へ上がるのをためらってしまう狭くて薄暗い階段。新しく階段を掛け替えるのは必須。

リノベーション施工中 Process

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    一部の壁はリノベーション時に使用します。天井・床など不要な箇所は解体しました。

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    根太張りをした後、断熱材(フクホーム)を入れて断熱性能を高めました。

  • 陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

    2階の天井と壁はめくらず、1階をゾーン断熱すべく、天井裏・壁にグラスウール、床にフクフォームを充填。1階を断熱材で包み込むことで、断熱性能が向上しました。

  • 陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

    LDKのあらわしの柱・筋交いには、マグネット塗料を施工してアクセントに。窓・サッシはアルミと樹脂の複合サッシに一新しました。

  • 陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

    廊下をなくして、LDK内に新しい階段を造りました。通路へも光が届くようになりました。

  • 陽当たりの良いLDKで暮らしが完結する家

    外壁を貼り変え、塗装。玄関と同じ床タイルは、ポーチにも追い張りしました。

技術的なポイント Point

既存建物の断熱は、壁・天井50mm程度のグラスウール、サッシは金属製の単板ガラスでした。
2階の天井と壁はめくらず、1階を重点的にゾーン断熱すべく、天井裏・壁にグラスウール、床にフクフォームを充填。
1階の窓・サッシは、アルゴンガス入りのLow-E複層ガラスにすべて交換し、2階は寝室となる洋室1のみLow-E複層ガラスに交換しました。
既存建物のUa値1.52(等級3)から平成11年省エネ基準相当である0.79(等級4)まで断熱性能が向上しました。

間取り Plan

リノベーション前

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    昭和に建てられた築36年の2階建て住宅。玄関近くに和室・水廻りが集約され、奥には16.8帖のLDKがありました。2階には2つの洋室と和室があり、共用スペースとプライベートスペースを使い分けることができました。

リノベーション後

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    廊下をなくしてLDK内に階段を取り込んだことで、水廻りやヌックの書斎コーナー・書庫へのアクセスも良好。2階は元の間取りを活かして室内干しコーナー・寝室・来客用の和室に。

物件概要

所在地
三重県津市
敷地面積
214.73㎡(64.95坪)
延床面積
98.95㎡(29.93坪)
構造
木造
既存建築年
1988年(築37年)
改修竣工年月
2024年11月
省エネ基準地域区分
6地域
改修部分断熱性能
UA値 改修前1.52w/㎡・K⇒改修後0.79w/㎡・K(改修前の1.9倍に向上)

企業紹介

企業名
株式会社アルフレッシュ
Webサイト
https://alfresh-mie.net/
コメント

アルフレッシュでは、中古住宅探しからプランニング、リノベーションまでワンストップで対応いたします。
私たちが大切にしているのは、住む人を第一に考えたリノベーションをご提供すること。そして、目に見えるデザイン性だけではなく、断熱や耐震などの機能性も一緒に考えること。これからを暮らす家の新しいスタンダードをご提案いたします。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。