セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

1,970万円

2024年06月

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リノベーション後 After

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

塗り櫛引をイメージした外壁に貼り替え、外塀を塗装しました。かつての趣きを残すべく、石垣はそのままに。外階段は、膝を悪くされた奥様も上りやすいよう、ゆるやかな勾配にしました。

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

採光部のある玄関引戸は、簡易タッチキーで防犯性が向上。手すりで体を支えて、敷台から玄関に上れるように配慮しました。

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

爽やかなホワイトでまとめた機能的な対面キッチン。セパレートのカップボードも備え、引っ越し後のキッチン用品や家電をしっかり収納できます。

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

14帖の明るいLDK。ご夫妻で会話をしながら、テレビを見ながら調理や作業することができます。

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

断熱性能が劇的に上がり、暑さ寒さに左右されず快適に過ごせます。生活が落ち着いたら、部屋にこもるのも庭いじりも楽しみが広がります。

セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

ご夫婦それぞれの洋室を設けて、お互いの時間を尊重します。必要な家具は最小限に済むよう、ハンガー収納を設けました。

リノベーション前 Before

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    家の基礎が高い築39年の平屋。外壁や外塀には汚れが目立ちました。

  • セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

    採光のある玄関引戸ですが、廊下の奥まで光は届きませんでした。

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    玄関ホールから続き間の和室へと繋がりました。

  • セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

    玄関近くの和室は利便性が良く、リビングとして使われていました。

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    ダイニングキッチン横の和室は、寝室として使われていました。

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    北西奥にある8.8帖の薄暗くて寒いダイニングキッチン。冬は寒くて雨戸を閉めきっていました。

リノベーション施工中 Process

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    既存平屋を解体し、フルスケルトンに。

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    建物の外周は防水シートで覆い、構造部の必要な箇所に筋交いや柱を入れ、耐震金具で補強。

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    すべてアルミと樹脂の複合サッシを新しく採用しました。

  • セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

    断熱材(床・天井はグラスウール、壁にフクフォーム)を充填して、断熱性を高めました。

  • セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

    新しい間取りに合わせて、各部屋が仕切られました。

  • セカンドライフに向けて快適さを求めた実家平屋リノベ

    外壁は貼り変えて、屋根や樋、石垣はそのまま活用。車が3台置けるよう駐車場を拡張しました。

技術的なポイント Point

既存平屋は建物重量が非常に重く、壁・天井50mm程度のグラスウール、サッシは金属製の単板ガラスが使われていました。
耐震性能は、必要な個所に筋交いと耐力壁を追加。筋交い金物・柱頭柱脚金物で補強し、上部構造評点は0.53から1.15に向上。
断熱性能は、断熱材(床・天井はグラスウール、壁にフクフォーム)を充填。窓・サッシはすべてアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスに入れ替え、低断熱の建物(Ua値1.96(等級1))からZEH水準相当(0.58(等級5))に引き上げました。

間取り Plan

リノベーション前

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    昭和に建てられた平屋で、玄関近くに和室のある間取り。各部屋が間仕切りされ、閉塞感がありました。また、昼間でも電気をつけないと薄暗く、水廻りや光が入りづらい場所は肌寒い印象。

リノベーション後

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    玄関近くの陽当たりの良い場所にLDK、客間となる和室は中央部に配置。プライバシーを大切にするため、あえて中廊下を造りました。キッチンから洗面室・浴室が近く、生活動線がスムーズ。ご夫妻それぞれの個室は、玄関から遠く、生活音から離れてゆったり過ごせます。

物件概要

所在地
三重県津市
敷地面積
178.92㎡(54.12坪)
延床面積
72.88㎡(22.05坪)
構造
木造
既存建築年
1985年(築40年)
改修竣工年月
2024年06月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値 改修前1.96w/㎡・K⇒改修後0.58w/㎡・K(改修前の3.3倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前0.53 ⇒ 改修後1.15

企業紹介

企業名
株式会社アルフレッシュ
Webサイト
https://alfresh-mie.net/
コメント

アルフレッシュでは、中古住宅探しからプランニング、リノベーションまでワンストップで対応いたします。
私たちが大切にしているのは、住む人を第一に考えたリノベーションをご提供すること。そして、目に見えるデザイン性だけではなく、断熱や耐震などの機能性も一緒に考えること。これからを暮らす家の新しいスタンダードをご提案いたします。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。