リノベーション後 After
リノベーション前 Before
リノベーション施工中 Process
技術的なポイント Point
設計段階では、構造的に抜ける柱とそうでない柱が実際に解体してみないと分からなかったので、初期プランとの整合性を整えるのに苦労しました。また、古民家は壁・面によって、気密・断熱をどの様に取るか仕様が異なるので、様々に資料を見て正解を模索しながら計画しました。
施工段階では、サッシの構造体を建物の構造体に固定する際に、構造体枠が広かったため大きな構造枠になったり、躯体の傾きがあったりしたため、取付の調整に苦労しました。
間取り Plan
リノベーション前
リノベーション後
物件概要
- 所在地
- 富山県砺波市東保195
- 敷地面積
- 1888.64㎡(571.31坪)
- 延床面積
- 261.02㎡(78.95坪)
- 構造
- 木造伝統工法
- 既存建築年
- 1876年(築149年)
- 改修竣工年月
- 2024年08月
- 省エネ基準地域区分
- 5地域
- 断熱性能
-
UA値 改修前3.64w/㎡・K⇒改修後0.41w/㎡・K(改修前の8.88倍に向上)
- 耐震性能
-
上部構造評点 改修前0.14 ⇒ 改修後1.0
- 事業主
- 株式会社クロダハウス
- 施工
- 株式会社クロダハウス
企業紹介
- 企業名
- 株式会社クロダハウス
- コメント
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北欧には「親の代で家を建て、子の代でサマーハウス(別荘)を、さらに孫の代ではヨットを。」という言葉があります。
つまり家というものが短期間に消費されず、良質な資産となることで家族がますます豊かになれるということです。
これは北欧における住まいの考え方、暮らしの豊かさの原点というものをとても上手く表現していると思います。
北陸にも世代を超えて住み継ぐ文化を根付かせたい。それこそが私たちクロダハウスが考えるリノベーションの存在意義だと考えています。