若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

2,670〜2,830万円

2024年08月

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リノベーション後 After

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

強い日差しと海からの強風を正面に受けるため、遮熱LowEオール樹脂サッシとシャッター雨戸を採用しました。

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

建物全体の断熱・気密性能を向上させ、LDKをワンルームにしても快適な空間に。工事前と同じ位置のキッチンも明るくなりました。

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

下駄箱だけで収納力の少なかった玄関は、車いすも置けるツーウェイタイプの玄関収納を設置。換気システムで空気の出入りを明確にしたので、玄関収納独特の臭いも気になりません。

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

お母様の寝室は同じ位置ですが、押入をクローゼット、掃出しサッシを腰窓にし、使い勝手をよくした。

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

湿気の多かった勝手口横の洗濯場も外張り断熱気密にし、明るく室内干しのできるスペースにしました。

若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

ライフスタイルの変化にともない、使い勝手が悪くなった続きの和室をなくし、若夫婦のテレワーク用の書斎を作りました。

リノベーション前 Before

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    広縁に面した掃き出しサッシの交換が、断熱性能と耐震性能を向上させるためのポイントです。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    建物北側に配置されたダイニングキッチンの、寒い・暗い・収納不足がご不満でした。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    玄関ホールは広さは十分ですが、下駄箱ひとつだけで、収納力は不足していました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    お母様の寝室
    ベッドを置いての生活のため、畳・押入・掃出しサッシが使いにくい状態になっていました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    湿気の多い脱衣・浴室ゾーン専用の洗面所がない為とても不便でした。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    過疎化により人の集まる機会が減少し、利用されなくなった続きの和室と広縁の解消がご希望でした。

リノベーション施工中 Process

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    5年前に軽量化した金属屋根面を残しての解体工事を行いました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    柱の下の束石を撤去し、鉄筋コンクリートでの基礎補強工事を行いました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    柱・梁・耐震金物による構造補強及び板状床断熱工事を行いました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    天井の高さを上げるため、既存の梁を表しての天井断熱気密工事を行いました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    耐力面材による外壁耐震補強工事を行いました。

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    建築専用のEPSによる外張り断熱化工事を行いました。

技術的なポイント Point

・自社で、30年間200棟以上の施工実績のある外張り断熱工法を継続採用。
・熟練社員大工による若手大工への技術の継承を実施。

間取り Plan

リノベーション前

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    昭和52年、性能の低かった当時の住宅では一般的な、広縁、田の字続きの和室が特徴の間取りです。

リノベーション後

  • 若夫婦との同居で実現した、地震に強く暖かい家

    今回の計画では、①家族構成、②ライフタイルの大きな2つの変化があり、大黒柱を含む既存柱の大掛かりな移動を伴う耐震計画をしました。

物件概要

所在地
 静岡県沼津市戸田
敷地面積
508.44㎡(153.80坪)
延床面積
104.04㎡(31.47坪)
構造
木造軸組み工法
既存建築年
1977年(築48年)
改修竣工年月
2024年08月
省エネ基準地域区分
7地域
断熱性能
UA値 改修前3.21w/㎡・K⇒改修後0.59w/㎡・K(改修前の5.4倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前1.12 ⇒ 改修後1.97

企業紹介

企業名
有限会社中西工務店
Webサイト
https://www.nakanishicc.co.jp
コメント

「住宅を、快適に100年以上住みつないでいく。そのお手伝いをしている会社です。」
そのために昭和36年創業の当社では、意匠設計・構造計算・資材の発注業務・現場管理・社員大工による木工事・ご入居後のメンテナンスと、建築で主要な仕事を全て自社で行っています。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。