リノベーション後 After
リノベーション前 Before
リノベーション施工中 Process
技術的なポイント Point
築40年以上前の戸建て住宅を耐震等級を上げ、超高断熱高気密に仕上げる施工
間取り Plan
リノベーション前
リノベーション後
物件概要
企業紹介

- 企業名
- 株式会社 リベスト
中古物件購入+リノベーション
耐震+断熱
2,350〜2,750万円
2024年12月
断熱
等級
7
地域区分
4地域
UA値
(改修前の3.6倍に向上)
耐震
上部構造評点
1.55
今回計画の対象となった平屋は昭和51年に建築されており、間取り・断熱・構造と、その当時に代表された仕様で設計されていた。
□改修の要点
・間取りは、既存の田の字プランをワンフロア設計と回遊動線のプランへ
玄関を中心に左側をプライベート、右側をパブリックスペースと仮定しゾーニングをはじめる。間口の広さを活かし、既存の和室とリビングを合わせることでLDKを計画。これにより東西方向への広がりを得る事ができ、家族の居場所が陽光あふれる空間となった。
・構造は長期優良住宅へ
無筋コンクリート基礎と筋交いで構成された既存の構造に対し、FRPグリッド工法による基礎補強と構造パネルを追加。最終的な上部構造評点を1.5以上へ。
・断熱は等級7とZEHに
既存の断熱材はGW10㌔相当が天井、壁に100mm施工されていたのに対し、セルロースファイバー300mmを天井、壁にはGW16㌔を105mmで充填、外張はウレタンフォーム45mmのダブル断熱を採用。基礎断熱はスタイロフォーム75mmとし、最終的なUa値を0.22まで引きあげた。
太陽光パネルを搭載し、ZEH基準もクリアした今回のリノベーションは、北国であっても開放的なプランで、家中どこでも暖かく、永く安心して住める住宅を提案するプロジェクトとなった。
□次世代大工の育成
今回のリノベーションにおける大工工事の人工の70%は、新卒1~3年目の社員大工とする事で、過去から未来への家づくりの技術を学ばせる事ができ、若手大工の知識、技術の大幅な向上につながった。
□性能値概要
・断熱性能 UA値0.22(既存の3.6倍に向上)
・ZEH 削減率(再生可能エネルギーを加え)…101%
・構造 上部構造評点 1.55(改修前の4.5倍に向上)
・気密 C値 0.5
・空調設備 全館空調(YUCACOシステム)
投票数
957 958投票受付終了
築40年以上前の戸建て住宅を耐震等級を上げ、超高断熱高気密に仕上げる施工
リノベーション前
リノベーション後
グレードとは
性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。
断熱
ランク | UA値 | 断熱等級 |
---|---|---|
|
0.46 | 6 |
|
0.60 | 5 |
|
0.87 | 4 |
耐震
ランク | 上部構造評点 | 耐震等級 |
---|---|---|
|
1.5以上 | 3 |
|
1.25~1.5 未満 |
2 |
|
1.0~1.25 未満 |
1 |