特別賞

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

持ち家リノベーション・リフォーム

断熱

3,000万円

2023年03月

  • 断熱

    等級4

【動機】
結婚後の住まいは築40年の在来木造2階建て。妻の実家を譲り受け10年経ちましたが、間取りも内装も自分達の生活に合わない。建物の老朽化により住みづらさを感じ建て替えを検討。しかし、メーカーの新築モデルには、馴染めない。リノベーションで自分たち好みの家ができるのではないかと地元の工務店を探しました。

・心配だったこと
玄関ポーチの屋根が傾いてきたこと。
確認申請の図面から途中で変更したらしく、柱が撤去されていた。目視で傾いていていつ落ちてくるかと冷や冷やしていた。

・困っていた事
断熱性が悪く寒い家だった。
部屋が細かく仕切られていて使い勝手が悪い。
駐車スペースが狭い。軽自動車しか停められない。

【要望】
・断熱性能を良くしたい。新築レベルの性能にしたい。
・玄関の減築…心配なポーチの屋根は撤去したい。
・乗用車のスペースを確保したい
・余計な飾りのないシンプルな内装を希望します。

投票数

309 310

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リノベーション後 After

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

玄関からリビングとダイニング・階段にアプローチします。

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

玄関を入るとすぐにリビングです。

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

南側の和室だった場所をダイニングにしました。

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

キッチンから洗面室へ通り抜ける。

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

リビングは西側の壁を立ち上げて吹き抜けに。間接的に日射が入る。空を見ることができます。

モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

玄関を減築し、門扉も撤去してシンプルなアプローチに。駐車スペースを広くしました。

リノベーション前 Before

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    家の中心に玄関があるため部屋が分かれている。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    南に面する条件の良い和室はうまく使えていない。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    40年使ったキッチン。手入れが良いのできれいでした。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    在来の浴室もお掃除がされているとタイルの目地にカビもない。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    2階の洋室は西側の大きな窓からの日射で暑くて眩しい。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    飛び出した玄関はポーチの屋根が傾いていて不安。アプローチもすっきりさせて駐車スペースを広くしたい。

リノベーション施工中 Process

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    浴室解体後

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    土台が腐っている

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    内部解体した状態、健全。

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    外壁内、断熱材を吹き付け。

間取り Plan

リノベーション前

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    【1階】室内が細かく仕切られて使いづらい。駐車スペースが狭いので車を止めにくい。

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    【2階】北側の和室は機能していない。洋室は西側の日射をなんとかしたい。

リノベーション後

  • モノをなくしシンプルに暮らす~築40年、妻の実家をリノベーション

    【1階】間仕切りをなくしワンルームで回遊型の間取りとした。玄関を減築し位置を変え、駐車スペースを広くした。

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    【2階】和室の2室を一つにした。西側の壁を立ち上げ吹き抜けにし、1階のための間接的な日差しを入れるようにした。

物件概要

所在地
埼玉県越谷市
敷地面積
109.67㎡(33坪)
延床面積
104.33㎡(31坪)
構造
木造在来二階
既存建築年
1982年(築42年)
改修竣工年月
2023年03月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値:改修後0.73w/㎡・K

企業紹介

企業名
有限会社 一・番家工務店
コメント

越谷・さいたまで「お客様の声」No.1の
一・番家工務店です。
創業20年となる当社は、
総合建設業として新築・リフォームなど、
あなたの夢を実現させるためのお手伝いをします。
創業1年目からリフォームコンクール16年受賞の実績を誇る、信頼できる地元の工務店です。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。