特別賞

長岡京の家

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

2,200万円

2023年02月

  • 断熱

    等級5

  • 耐震

    上部構造評点1.02

【性能・施工内容】スケルトンリノベーション
【施主様ご要望】老後を過ごす家を、引っ越したり建替えたりするのではなく、今の住まいを生かしてリノベーションしたい。
寒いお風呂やトイレのない2階を改善し、あたたかく安全に住める家にしたい
【プラン決定のポイントと工夫】
玄関の位置を変更し、浴室洗面所を移動することより、広いLDKになった。
寝室の横にトイレを新設し、夜中に1階まで下りる必要がなくなった。
【施主様ご感想】
あたたかく快適な家になり、光熱費もグンと下がって驚き。
遠くに住む子供たちが帰ってきた時は、新築になったと勘違いするほど蘇った。

投票数

11 12

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リノベーション後 After

長岡京の家

〈リビング〉

長岡京の家

〈ダイニング・キッチン〉

長岡京の家

〈寝室〉
冬の朝暖かく起床できると喜んでおられました。

長岡京の家

〈シーリングファン・既存の梁あらわし〉
リノベーションらしさを活かして、既存の梁のそのままの色合いを残しました。

長岡京の家

〈洗面・ユニットバス〉
ユニットバスに交換することで、ヒートショックの危険を減らすことができ、在来浴室に比べ、メンテナンスと耐久性も向上しました。

長岡京の家

〈12月のリビングの温度変化〉
施工前後の温度測定をしています。
起床時の気温は、改修前は10℃を下回っていましたが、おおむね16℃前後となりました。

リノベーション前 Before

  • 長岡京の家

    〈キッチン〉
    足元が冷えるため、エアコンは使わずに、ファンヒーターをつけておられました。キッチン横の洗面室と在来浴室は窓を開けて換気することが多いとのことで、冷気が感じられる状況でした。

  • 長岡京の家

    〈リビング〉
    12月下旬の日中にサーモカメラを撮影。エアコンの周りのみ暖まっており、部屋全体が暖まっていない状況でした。

  • 長岡京の家

    〈外観〉
    3面は外壁に新たに通気層を設けました。西側は外壁を剝がせない状況だったため、内側から断熱材を充填しました。

  • 長岡京の家

    〈浴室〉
    冬でも窓を開けておられたので、12月の日中でも浴室~洗面室は常に6℃くらいでした。

  • 長岡京の家

    〈2階廊下・東面窓ガラス〉
    アルミサッシの単板ガラスでしたので、12月下旬は窓枠は外気と同じくらい冷えこんでいる状況でした。
    寝室からお手洗いに行く際の冷え、ヒートショックが懸念される状況でした。

  • 長岡京の家

    〈小屋裏〉
    壁は断熱材がなく、天井の袋入りグラスウールも隙間がある状態でした。

リノベーション施工中 Process

  • 長岡京の家

    〈性能向上リノベの様子〉
    断熱材はネオマフォームと、吹付ウレタンを併用しています。一面は隣地の離れがなく張替えできない状況でしたので、通気層がない外壁は吹付ウレタンではなく、ネオマフォームを結露計算を行って施工しました。

  • 長岡京の家

    お隣と隣接していて張替えができなかった壁のネオマフォーム

  • 長岡京の家

    気密シートの様子

  • 長岡京の家

    柱まわりの気密処理

  • 長岡京の家

    浴室まわりの基礎断熱

  • 長岡京の家

    外壁が張り替えられる面は通気層を取り、アイシネン吹付

間取り Plan

リノベーション後

  • 長岡京の家

    〈1階〉

  • 長岡京の家

    〈2階〉

物件概要

所在地
京都府長岡京市
敷地面積
72.52㎡(21.93坪)
延床面積
86.4㎡(26.13坪)
構造
木造軸組工法2階建
既存建築年
1994年(築30年)
改修竣工年月
2023年02月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値:改修後0.59w/㎡・K
耐震性能
上部構造評点:改修後1.02

企業紹介

企業名
ライオンホーム[株式会社Lips]

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。