点から線へ、繋がる空間演出。

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

1,700〜2,000万円

2023年05月

  • 断熱

    等級4

  • 耐震

    上部構造評点1.04

LDK繋がりの洗面脱衣室からウォークインクローゼットを通り寝室へと繋がる生活動線に合わせた回遊できる間取りで、洗濯後の収納や朝の身支度までの「点」を、「線」で結んだ誰もが真似したくなるリノベーションです。

また、収納アイデアにも魅力が満載。システムキッチン前面の収納や本棚の他、ワークスペースのデスクや洗面台に至るまで施主様ご家族の生活スタイルに合わせた造作の数々。

ウォークインクローゼットや階段下収納・書斎デスク前に、お部屋の雰囲気や壁紙に合わせ使い分けされたグレーやホワイトの有効ボードなど、収納スタイルを上手に組み合わせて様々なパーツで進化する工夫がされています。

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リノベーション後 After

点から線へ、繋がる空間演出。

建物全体の窓をクレセントのない窓などに改修し、LDKは掃き出し窓から、FIX窓や腰窓に変更。元々個別だった3つの空間と広縁を繋げ、ゆとりのあるLDK空間へとなりました。

点から線へ、繋がる空間演出。

十分な広さを確保することができたため、パントリーや半個室のワークスペースなど現代の生活スタイルに合わせた便利な空間へ。
また、キッチン奥には施主様ご希望の収納BOXサイズに合わせ、細かく寸法を計算した可動式のパントリーを完備。

点から線へ、繋がる空間演出。

キッチン前面に収納を造作し、使い勝手の良いシステムキッチンの真横にはダイニングテーブルスペースを。
また、パントリー横には天井まで繋がる本棚をリビングとの間仕切りにし、半個室のワークスペースを設けました。

点から線へ、繋がる空間演出。

近年、人気の高い病院用シンクに合わせた造作洗面台。
広さと深さがあり、ちょっとしたシミ汚れ洗濯や靴を洗うときに便利。奥の扉を開くとWICへと繋がる時短動線。

点から線へ、繋がる空間演出。

さらにWICの奥に進めば、なんと寝室までワンストップ。南向きの日当たりの良い窓際には、物干しを設置。
夜には淡いグレイブルーのアクセントクロスを照らす真鍮の間接照明が、落ち着いた寝室空間を演出してくれます。

点から線へ、繋がる空間演出。

十分な採光を確保し、開口部を小さくすることで断熱性も向上。外観はシックなグレーへと変更し、落ち着いた色味の木目調玄関にすることで調和の取れたスタイリッシュな外観へと生まれ変わりました。

リノベーション前 Before

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    広さはあるものの、和室二間に絨毯を敷き、ダイニングキッチンの仕切りを開けて使用されている状態。L字型の配置で壁づけキッチンの為、調理中は奥の和室まで見渡すことができませんでした。

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    中古住宅ではよく見かけるリビングとは独立したキッチンダイニング。食事中以外は奥の部屋でくつろぐスタイル。
    収納も限られているため、収納ラックや食器棚を活用されていました。

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    キッチンと和室の他に広縁があり、収納で挟まれているせいか少し圧迫感が感じられました。

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    6帖の和室が二間繋がったリビング代わりのスペース。押し入れや床間・仏間などがあり、収納力のある使い勝手のよいスペースになる可能性が高い空間でした。

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    1階の玄関脇にある6帖の和室。南向きで日当たりのよい寛ぎ空間。
    ひとり時間を満喫するのには良いが、廊下や玄関ホールを挟んでいるため他の部屋からは孤立している印象。

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    昭和の日本家屋を代表したような色味の外観。全体的に開口部も大きいため窓改修をすることで、室内環境の改善が見込めました。

リノベーション施工中 Process

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    床断熱材設置

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    耐震金具取付

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    耐震補強工事

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    窓取替工事

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    壁断熱材設置

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    壁断熱材設置

間取り Plan

リノベーション前

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    2階の6帖和室2部屋に、1階の6帖の和室3部屋と8帖のダイニングキッチン、広縁や収納・仏間や床間など十分な広さの間取り。古くなった水まわりや生活動線の改善、断熱・耐震補強をすれば住み心地が格段に良くなると予測できました。

リノベーション後

  • 点から線へ、繋がる空間演出。

    LDK→洗面・お風呂→WIC→寝室→玄関ホール→LDKと1日の生活の流れを想定した設計。生活動線の改善と全室窓改修をしたことで、室内環境が格段に向上しました。

物件概要

所在地
熊本県熊本市北区
敷地面積
290.90㎡(87.99坪)
延床面積
133.00㎡(40.23坪)
構造
木造在来軸組構法2階建
既存建築年
1984年(築40年)
改修竣工年月
2023年05月
省エネ基準地域区分
7地域
断熱性能
UA値:改修前3.26w/㎡・K ⇒ 改修後0.86w/㎡・K(改修前の3倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前0.44 ⇒ 改修後1.04

企業紹介

企業名
銀杏開発株式会社
Webサイト
https://use-reno.jp/
コメント

“ 家づくりに、もっと自由を 家づくりで、もっとしあわせに” 家族の暮らし方・家族構成・好みに応じたオーダーメイドの家づくり。不動産と建築のプロが「中古住宅を買ってリノベーション」をワンストップでお手伝い致します。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。