特別賞

減築し住みやすい平屋の家に

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震

1,600万円

2020年06月

  • 耐震

    上部構造評点1.03

子世帯が独り立ちして、一人暮らしになることをきっかけに減築を伴う改修工事をご依頼いただきました。玄関の配置換えや2階の減築をご希望でしたので、大幅な間取り変更を行うため、耐震性能を見直すきっかけになりました。構造計算を行い、柱や土台を補強できる個所はスケルトンにして補強し、2間続きの和室等大幅に壊さない場所に関しては外部や押入れの壁を壊さず合板を張る形での補強をおこないました。改修後は近くにお住いの子世帯の方々も集まりやすい広いLDKになったことで快適にお使いいただいていると嬉しいお声をいただきました。

投票数

7 8

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リノベーション後 After

減築し住みやすい平屋の家に

旧ダイニングキッチン・玄関・和室を一体にしたLDKになりました。

減築し住みやすい平屋の家に

南側へ玄関を移し、自然に明るい玄関になりました。

リノベーション前 Before

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    日当たりのよいダイニングキッチンでしたが狭くキッチンから冷蔵庫の動線が遠く使い勝手が良くありませんでした。

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    南側の日当たりのよい広縁と和室でした。

リノベーション施工中 Process

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    屋根が単純な構造になっていたので、あまり大掛かりにならず減築ができました。

間取り Plan

リノベーション前

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    浴室・脱衣室は十年ほど前にリフォーム済みでしたが、それ以外は建築当初からあまり変わっていませんでした。

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    子世帯が独立し2階はほぼ使わず掃除が大変だったそうです。

リノベーション後

  • 減築し住みやすい平屋の家に

    お施主様のご希望から南側に玄関を設け、LDKを広く取り、寝室も日当たりよくなりました。2間続きの和室は残しましたが、壁を壊さない方法での耐震補強や、内窓取付等で断熱工事を行いました。

物件概要

所在地
長野県飯田市
敷地面積
500㎡(165坪)
延床面積
123㎡(40坪)
構造
木造在来2階建て
既存建築年
1978年(築46年)
改修竣工年月
2020年06月
省エネ基準地域区分
5地域
断熱性能
UA値:改修前0.87w/㎡・K ⇒ 改修後0.6w/㎡・K(改修前の2倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前0.6 ⇒ 改修後1.03

企業紹介

企業名
株式会社住まいる工房

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。