特別賞

性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

1,800〜2,100万円

2022年01月

  • 断熱

    等級5

  • 耐震

    上部構造評点1.02

築50年、お施主様家族の歴史ある真束小屋組のおうち。リタイヤ後の快適な日々を過ごせるように、段差解消のバリアフリー化を望まれており、打合せを重ね、現在の基準に近づけるために間取り一新(スケルトン化)を決断されました。バリアフリー化・耐震化(構造用合板を使った低コスト工法採用)、あわせて無断熱から断熱改修(現場発泡ウレタン吹付け採用)を施して省エネ化(断熱等級4)を目指しました。予算の面からも行政機関等の複数の補助金を申請・活用しました。

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リノベーション後 After

性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

以前は2部屋続きの和室を、LDK(南向き)に間取り変更しています。

性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

断熱仕様のユニットバス

性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

工事後外観(北面)。追加として外構工事を承りました。既存のブロック塀を2段残して撤去。将来の介護ケアのため手摺・スロープを設置。建物の全周を歩いて回れるようコンクリート打ちにしました。

リノベーション前 Before

  • 性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

    北向きの台所(工事前)

  • 性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

    浴室(工事前)

  • 性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

    工事前外観(北面)

リノベーション施工中 Process

  • 性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

    解体(スケルトン)工事中(一部、減築)。劣化の進んだ柱は、新しい柱に入替え、すべての柱に補強金物を取り付けました。

  • 性能向上:ふたりの想い出がいっぱいの家

    構造用合板を用いた耐震壁(低コスト工法)を施工中。

物件概要

所在地
香川県東かがわ市
敷地面積
227.55㎡(68.83坪)
延床面積
82.81㎡(25.05坪)
構造
木造瓦葺平家建
既存建築年
1972年(築52年)
改修竣工年月
2022年01月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値:改修前3.40w/㎡・K ⇒ 改修後0.50w/㎡・K(改修前の6.8倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前0.15 ⇒ 改修後1.02
施工
株式会社板阪不動産(リノベーションスタジオ板阪)

企業紹介

企業名
株式会社 板阪不動産
Webサイト
https://www.itasakafudousan.co.jp/jisseki_catalog.html
コメント

弊社がご提案させて頂いてる住宅は、「棟梁が造る帰りたくなる空間・くつろげる家」を展開しております。
お客様の声に耳を傾け一緒に住まい造りをさせて頂いております。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。