特別賞

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

持ち家リノベーション・リフォーム

断熱

3,000万円

2023年12月

  • 断熱

    等級5

お仕事を引退され、東京からご実家のある山形県鶴岡市へUターン。東京では叶わなかったことなど、山形の暮らしを楽しみたいというお施主様。
気になるのは冬の寒さと雪。光熱費高騰の折、電気代も心配。
広すぎるご実家をご夫婦二人暮らしにピッタリな平屋へ、フルスケルトン解体による減築リノベーション。設計にあたり外皮計算を行い、UA値0.51、等級5のあたたかく暮らせるお住まいをご提案しました。
より長い時間の採光を考慮して、玄関の向きを東側から南向きに変更。
断熱サッシ、断熱ドアに加え、太陽光発電、施主様憧れの薪ストープなど、省エネでエコな健康住宅で、セカンドライフ&スローライフを楽しんで頂ければと思います。

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リノベーション後 After

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

外壁ガルバリウム鋼板。
モスグリーンで落ち着いた雰囲気に。

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

あこがれの対面キッチン。

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

使いづらかった昔ながらの間取りは、応接室・居間・客室をつなげてLDKに。

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

化粧梁と格子でアクセントを。

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

あこがれの薪ストープの灯りが心を癒やす暖かな新空間。クリーンな排気と高い暖房能力、職人の徹底品質管理で知られる「ダッチウェスト」の「フェデラルコンベクションヒーター」を採用。

2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

太陽光発電システムの製品代が実質0円で設置でき、環境にも、お財布にもやさしい省エネ住宅。

リノベーション前 Before

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    静かな住宅街ですが、付近に商業施設等もあり利便性に優れた場所。増改築を繰り返しされたことがわかる外観。

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    見事な欄間の二間続きの広い和室。アルミサッシと障子戸、断熱材のない外壁など、このままでは冬寒く、夏暑い。

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    和室を玄関側から。
    窓/金属製単体ガラス
    天井/充填無断熱(石膏ボード)
    外壁/大壁充填無断熱(内装下地材なし)
    床・根太間/無断熱

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    足元の冷えなど、家事作業の辛さが容易に想像できる壁付キッチンの台所

リノベーション施工中 Process

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    2階建てから平屋へスケルトン解体。

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    木工事。
    新設した筋交い、既存の筋交い及び柱に規定の金物を設置。

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    天井/ハロウィンZERO(HZS)16k 105mm天井梁見せ
    外壁/大壁充填 高性能グラスウール断熱材 16k相当 105mm
    気密シートの施工
    床 根太間/ミラフォームNSK

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    コンセントの気密BOXも設置。

間取り Plan

リノベーション前

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    大工さんだったというお施主様のお父様。凝った造りの欄間など見応えのあるお住まいでしたが、築50年の経年劣化が随所に見られ、二人暮らしには広すぎるご実家でした。

リノベーション後

  • 2階建てから平屋減築リノベ。スローなセカンドライフを故郷で

    フルスケルトン解体によるコンパクトで家事動線に優れた使い勝手のいい平屋への減築リノベーションをご提案しました。コンパクトとはいえ、ゆとりの収納スペースを確保。将来を見据え、トイレや玄関戸などは、車イス利用可能な広さのバリアフリー設計です。

物件概要

所在地
山形県鶴岡市
敷地面積
352.5㎡(106.63坪)
延床面積
106.82㎡(32.31坪)
構造
木造在来工法平家
既存建築年
1970年(築54年)
改修竣工年月
2023年12月
省エネ基準地域区分
4地域
断熱性能
UA値:改修前3.51w/㎡・K ⇒ 改修後0.51w/㎡・K(改修前の6.8倍に向上)
設計
富樫由紀子(株式会社アクアプラス)

企業紹介

企業名
株式会社アクアプラス
Webサイト
https://aquaplus-reform.com/
コメント

リノベーション・リフォームは「家の力」を引き出す仕事です。
家は人を育て、そして家の力が人を幸せにします。
本社のある山形県鶴岡市を中心に庄内地方で、新築・リノベーション・リフォーム・増改築を承っております。分野を特化することで、お客様へよりきめ細やかなサービスをご提供したいと、2023年度より3部門化をスタート。
新築・リノベーション・大型リフォームの専門店「cococaraリノベ AQUA HOME」、中古住宅×リノベーション不動産部「cococaraさがそ AQUA HOME 不動産」、小さな修繕から外壁・屋根塗装も含めた水まわりリフォーム専門店「アクアプラス」の3つの地域オンリーワンの住まいの専門店が、お客様の住まいをトータルサポートします。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。