特別賞

集う家

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

4,000〜5,000万円

2023年12月

  • 断熱

    等級5

  • 耐震

    上部構造評点1.28

夫婦二人暮らし。でも、たくさんの人が集まる家だから、広さはそのまま。施主の希望で間取りは大きく変えていない。
断熱・耐震・バリアフリーはもちろん、これまで以上に、皆が集まりやすく、居心地のいい家にすることが、一番の要望だった。

投票数

77 78

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リノベーション後 After

集う家

窓はアルミ樹脂複合窓に取替。窓位置は、壁量を増やしつつ、庭の緑を楽しめるよう、室内が明るくなるように配置。外壁は通気工法でやりかえた。

集う家

家の中心はキッチン。庭の木々を一望できる窓。リビングの天井をあげて既存の梁を磨いて出した。間接照明で心地よい空間に。

集う家

来客が多いので、玄関も広い。奥に見える勝手口は外からの近道で、そちらからの来る客のほうが多い。
小さな子どもも多いので、しばらくはぐるぐる走り回ったり、かくれんぼしたり。

集う家

16畳の仲間が集う大広間。床柱は既存。
庭に面した広縁が最高に気持ちいい。広縁は庭の柿を干したり、洗濯ものを干したり、マッサージいすも置く予定。

集う家

水まわりがある裏動線は廊下をなくした。ウィリアムモリスのクロスが懐かしい雰囲気のこの家によく似合う。

リノベーション前 Before

  • 集う家

    先代が建てた築55年の家。建てたあと、揺れるので、別の大工さんに補強とバルコニーの新設をしてもらった。断熱材が入っていない環境だった。

  • 集う家

    近所の人たちが勝手口(近道なので)から訪れる、集いの中心の居心地のいい台所。

  • 集う家

    二間続きの和室と広い縁側はご主人の仲間が大勢で集う場所。

  • 集う家

    既存は無断熱。構造的にも補強が必要な状態だった。

リノベーション施工中 Process

  • 集う家

    屋根瓦は金属屋根に葺き替え、屋根内側に175㎜のアイシネン吹付。壁には84㎜のアイシネンを吹付。

  • 集う家

    床下に防湿コンクリートを打設。床は根太間に55㎜スタイロフォームEX。

間取り Plan

リノベーション前

  • 集う家

    家の中心はDKと応接間。広い庭に面して、縁側付の二間続きの和室と、中廊下で北側に風呂・洗面・トイレなど水廻り。南と東の窓面が多い間取り。

リノベーション後

  • 集う家

    ほとんど台所にいるという奥様が庭の木々を見ながら料理ができるように、キッチンを配置。大勢でキッチンを使えるように回遊できる動線を確保。窓を取り換え、耐震と断熱をしっかり施工。1年を通して快適に過ごせる家になった。改修中から、宿泊の予定や落語会の開催依頼が入っている。

物件概要

所在地
東京都練馬区
敷地面積
1007㎡(304坪)
延床面積
158㎡(48坪)
構造
木造在来2階建
既存建築年
1968年(築56年)
改修竣工年月
2023年12月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値:改修前2.84w/㎡・K ⇒ 改修後0.49w/㎡・K(改修前の5.8倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前0.26 ⇒ 改修後1.28

企業紹介

企業名
株式会社グッディーホーム
Webサイト
https://www.gwoodyhome.jp/
コメント

弊社はお客様が求めているライフスタイルや価値観にあった空間づくりのお手伝いを地域密着型で提供するリフォーム会社です。リフォームを通じて、お客様の住宅の未来をお任せいただけるよう、きめ細かな対応を心がけ「街の住医」として地域社会に貢献していきたい考えております。 ご相談からプランの提案、お見積り、工事、アフターフォローまで責任を持って対応致します!

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。