特別賞

「諫早の家」性能向上リノベーション

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

1,600万円

2023年09月

  • 断熱

    等級4

  • 耐震

    上部構造評点1.37

狭かった居間の空間を広げて開放感あるリビングへしました。
予算の関係があったので、無理のない範囲で間取り変更を行い
脱衣室、個室を2室、収納量も確保し、玄関からの目線を遮る計画で設計しました。

投票数

4 5

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リノベーション後 After

「諫早の家」性能向上リノベーション

玄関はカバー工法にて対応。
カバー工法では段差が出来ますが、
既存タイルの接着がしっかりとしており
重ね張りで玄関引き戸の段差を無くしました。

「諫早の家」性能向上リノベーション

既存柱を撤去すると構造的に問題があったので柱を利用し、玄関からの目隠し兼用で収納を作りました。
上部は空間を取ることで明るさを確保。

「諫早の家」性能向上リノベーション

増築部分は天井高の確保が困難であったので木目クロスでアクセントにしております。リビングやキッチンにしっかりと収納を設けることで室内がすっきりしました。

「諫早の家」性能向上リノベーション

屋根は既存利用。庭は施工途中ですが
ご予算を考慮し、砕石仕上げ。

「諫早の家」性能向上リノベーション

古着を飾るのが趣味のお客様でしたので
お店みたいに衣類を飾る収納です。

「諫早の家」性能向上リノベーション

以前縁側でしたが一部増築を行い、
寝室として利用します。
庭の緑の眺めがよい空間です。

リノベーション前 Before

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    増築が絡むので植木や石を撤去し
    南面からの日射取得を計画しました。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    屋根以外は手入れをされたことのない状況でした。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    約6畳の空間に物が散乱しており、
    物の居場所がない印象でした。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    台所も同じように物の居場所が無く、
    隣の居間に食器棚があり、使い勝手が不便でした。

リノベーション施工中 Process

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    居間部分を増築し、床の気密は合板でテープ処理しております。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    ご予算の関係上、一部壁は残し、床はすべて取替えています。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    建物の不陸調整を行いながら通気胴縁施工。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    寝室部分の増築途中写真です。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    壁断熱もテープ処理。窓はすべてAPW430を採用させていただきました。

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    和室は一部既存利用でしたが、床は断熱補強を行い、あわせて気密施工をしています。

間取り Plan

リノベーション前

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    ご要望として
    家の中が片付かない。
    居間が狭く、脱衣室が無い。
    とにかく寒いとのことでした。

リノベーション後

  • 「諫早の家」性能向上リノベーション

    10㎡以内の増築をし、構造的に無理のない
    間取り変更を行いました。
    脱衣室、個室を2室、リビングを広げて
    ゆとりある空間になりました。

物件概要

所在地
長崎県諫早市
敷地面積
300㎡(90.75坪)
延床面積
95.17㎡(28.81坪)
構造
木造在来平屋
既存建築年
1972年(築52年)
改修竣工年月
2023年09月
省エネ基準地域区分
7地域
断熱性能
UA値:改修前3.37w/㎡・K ⇒ 改修後0.65w/㎡・K(改修前の5倍に向上)
耐震性能
上部構造評点:改修前1.0 ⇒ 改修後1.37

企業紹介

企業名
ハウス工房ふくだ
Webサイト
https://www.hausukoubou.com/
コメント

弊社は既存住宅の断熱.気密性.耐震性能の向上により
安心して快適に過ごせる家づくりをしております。


グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。