床が斜めになっているので耐震が気になる、冬が寒くてたまらないので断熱をしたいとのご要望をいただいておりました。
ダイニングキッチンと和室を間仕切っていた4枚引き戸を無くし、広いLDK空間へと変更しました。
天井・壁・床を解体し、スケルトン状態に。
窓は採光を確保しつつ、断熱性も考慮しサイズダウン。
キッチンは壁付けI型からL型へ変更し、コンロとシンクの移動はグッと短く。
普段使いの食器はシンク横の食器棚へまとめて収納できるようにと、奥様こだわりの導線となっています。
また、廊下から続く階段は、利便性と安全性を考えて、LDK内から上がれるように新しく向きを180度回転して、傾斜も緩やかに架け替えました。
押入れを解体して大空間の寝室にするためにYKKAPのフレームⅡ(門型)と、
構造上、柱が抜けない箇所があった為、意匠性と耐震性を兼ね備えた旭トステムのパンチくんを採用しました。
光と風を感じる開放感あふれるお部屋へと生まれ変わりました。
2階のプライベートルームでは、天井と壁を解体し、構造的に不要な柱も撤去。
天井には断熱材を、単板ガラスの窓には内窓を設置してしっかりと断熱性をアップ。
オープンな多目的飾り棚と、ウォークインクローゼットで収納性抜群です。
白を基調としたデザインで、南からの採光が奥まで届く大人チックなプライベートルームとなりました。
お施主様からは、今まで風の音が気になっていたそうですが、断熱窓に取替えたことで音が小さくなりとても静かになったとのお声をいただきました。