2022年 エントリー作品

心落ち着く終の棲家

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

3,000〜3,200万円

2021年08月

投票数

61 62

投票受付終了

リノベーション後 After

心落ち着く終の棲家

既存の計画から変更せず同じ場所に設けた縁側は建具を引込みにすることでより、広く外が眺められるくつろぎの空間となりました。

心落ち着く終の棲家

土間、食の間、くつろぎの間をつなぎ、北側となる土間からでも縁側からの自然を感じられるようになりました。

心落ち着く終の棲家

薪ストーブで土間も暖かく過ごせます。

心落ち着く終の棲家

キッチンの作業台は回遊動線とし、夫婦二人でも動きやすい計画としました。

心落ち着く終の棲家

造作で壁一面にたくさんの本を収納できるようになりました。

心落ち着く終の棲家

玄関正面の壁は上部をすりガラスにし、北側に寄った位置にあるキッチンにも光を感じられるようにしました。

リノベーション前 Before

  • 心落ち着く終の棲家

    before外観

  • 心落ち着く終の棲家

    beforeくつろぎの間

  • 心落ち着く終の棲家

    beforeくつろぎの間から食の間

  • 心落ち着く終の棲家

    before土間

  • 心落ち着く終の棲家

    before食の間

  • 心落ち着く終の棲家

    before縁側外観

リノベーション施工中 Process

  • 心落ち着く終の棲家

    基礎も土台もない状態でした。基礎や土台を加え、補強をしていきます。

  • 心落ち着く終の棲家

    基礎打ちの様子。ベタ基礎を作っていきます。

  • 心落ち着く終の棲家

    基礎をの上に土台を作り、柱を補強していきます。

  • 心落ち着く終の棲家

    天井、壁断熱は、セルロースファイバーを使用します。

  • 心落ち着く終の棲家

    間接照明など配線計画から行い、照明取り付け工事をしていきます。

  • 心落ち着く終の棲家

    建具もすべて国産材の木を使用して、木目を生かしたデザインとなっています。

間取り Plan

リノベーション前

  • 心落ち着く終の棲家

    浴室やトイレは離れにあり、北側には物置や土間が続き、南側に和室が並ぶリノベーション前の間取り

リノベーション後

  • 心落ち着く終の棲家

    縁側の場所を活かし、大垣市を一望できるくつろぎの間を計画。
    くつろぎの間の延長線上の家事スペースからも趣味の、燻製やジャムづくりなどをしながらも、その風景を感じられる間取りとなった。

物件概要

所在地
岐阜県大垣市
敷地面積
873.93㎡(264.36坪)
延床面積
87.32㎡(26.41坪)
構造
木造在来平屋
既存建築年
1940年(築84年)
改修竣工年月
2021年08月
断熱性能
UA値 改修前3.12w/㎡・K⇒改修後0.66w/㎡・K(改修前の4.7倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前0.16 ⇒ 改修後1.58
設計
山崎明
施工
(株)WOODYYLIFE

企業紹介

企業名
株式会社 WOODYYLIFE
Webサイト
https://woodylife.jp/

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。