2022年 エントリー作品

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

持ち家リノベーション・リフォーム

断熱

800〜1,000万円

2021年11月

投票数

536 537

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リノベーション後 After

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

キッチン前のリビングにつながる一部の壁をなくしたことと、今まで以上に広がりを感じられるような工夫を施しています。多少リビングの床面積は小さくなりましたが、リビングに扉付きの収納部屋(WIC)を設けながらも、空間内に角度を設けることで空間全体のアクセントとなり、視線とコミュニケーションが「通る」LDKになりました。

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

以前の和室は、リビングと一体化させ西側の壁一面はアクセントとして凹凸のあるタイル調の化粧材で仕上げています。キッチン前にも同じ素材を使っていて、落ち着きのある色味と風合いのある素材感で健康的な配色計画としています。

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

キッチンへの入り口壁も取り払い、梁の水平ラインを連続させています。

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

洋室には箪笥は置かず必要量の洋服や服飾雑貨をたくさん仕舞えるよう、スペースを元の2倍以上に広げました。
扉は付けずロールスクリーンの開け閉めによってすっきり目隠しすることができます。オープン時は、お気に入りの持ち物や小物を見て楽しめる収納になっています。クローゼットを部屋の正面から見た際、両サイドの服が隠れるように設計しました。

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

ちょっとした収納スペースと鴨井フックを取り入れ、配色計画も統一しています。

日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

玄関の収納量も見直しました。必要な部分はスペースを増やし、圧迫感を感じていた収納扉をインテリアに溶け込ませるようなロールスクリーンにすることで、上げ下げの調節ができ空間に広がりを持たせました。

リノベーション前 Before

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    完全孤立型キッチン。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    リビングダイニングからはキッチンが見えない状態でした。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    機能していない和室。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    色味や既存の収納により圧迫感のある玄関。

リノベーション施工中 Process

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    キッチンの間取りを変えることなく、適切に開口を設けてLDKのつながりを持たせていきます。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    完成空間をイメージできるようパース提示を用いて打ち合わせを進めています。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    日射遮蔽型の内窓を設置。

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    性能向上で光熱費を下げること。それ以上に、次世代に向けて、CO2排出の削減効果と年間の植樹本数に例えることで、リノベーション事体がSDGsに貢献していることをお伝えしています。

間取り Plan

リノベーション前

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    キッチンに居ると、和室にいる家族とコミュニケーションがとれない孤立型の間取りでした。機能していない和室をどう改善するかがポイントでした。元々家具が少なく整理されていた暮らしでしたが使い勝手の良い収納計画を立てていきます。

リノベーション後

  • 日々を大切に愛おしむ。これからの丁寧な暮らし方【仙台】

    コミュニケーションの取りやすさを重要視したプランニング。
    空間を広く感じ、かつ健康的な配色にコーディネートをしました。
    空間を広くしたにもかかわらず、以前より空調の設定温度や風量をあげずに住み心地を良くしています。

物件概要

所在地
宮城県仙台市青葉区
延床面積
63.25㎡(19.09坪)
構造
RC造
既存建築年
1996年(築28年)
改修竣工年月
2021年11月

企業紹介

企業名
株式会社 北洲
Webサイト
https://www.hokushu.net/reform/
コメント

創業64年。
北洲リノベーションは、建材・新築事業で培った技術と経験をもとに、住む人の健康を第一に考えた暖かな住まいづくりを、既存住宅の性能向上リノベーションで実現いたします。

私たちは実測診断で現状の建物性能を正確に把握し、断熱性能や耐震性能を向上させることはもちろん、ご家族がもつ暮らしのお悩みや理想に寄り添うプラン提案を経験豊富な有資格プランナーが行なっております。

【お約束①】「命と健康を守る」リフォーム
家族の健康を守るため、北洲リフォームは暖かさを徹底追及した断熱リフォームを1番に考えています。

【お約束②】「あなただけの」暮らしリフォーム
あなたのこだわり、悩みを、一緒に話し合い、暮らしを愉しむあなただけの快適空間を実現します。

【お約束③】「数値で示す」真正直なリフォーム
耐震診断と断熱診断で、「我が家の性能」を正確に知り、人にもおサイフにも優しい省エネ空間を提供します。

ご家族がもっと豊かに、幸せな暮らしを愉しめるよう、戸建て・マンションともに快適な住まいづくりのお手伝いをさせて頂きます。ぜひお気軽にご相談ください。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。