2022年 エントリー作品

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

1,500万円

2020年03月

投票数

9 10

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リノベーション後 After

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

土間を見る , 陶芸家である主人の制作スペースと , 棚に展示された陶芸作品が並ぶ .

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

外観夕景 , 古民家の雰囲気を残しながらも大きな開口の開放的な外観

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

玄関と一体的に使える土間は , 天井が高く展示空間もありアトリエやお店のような雰囲気の空間となっている

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

広間より , 左側に日常のスペース 左, 右側がに日主常人のア空ト間リ、エ右と側展が示スアペトーリスエが.見日え常るの. 日も常ののとも作の品とが作品混が在混す在るす風る景風景 .

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

ダイニングより広間を見る , ヒューマンスケールと天井の高い空間が混在する .

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

広間の 3 枚の建具を開け放つと , アトリエを含め 50 畳ほどの一室空間となる . 天井は頂部で 4m 程あり , 住宅のスケールを越えた非常に大きな空間となる .

陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修

改修に際し新旧の部位を対比させたり同化させる方法は避けた . 現代的な住まい方を実践しながらも , 古いものの持つ 味わいを楽しみたいというクライアント要望に対し , どこまでが新しく古いのか解らないような状態が適切と考えた .

リノベーション前 Before

  • 陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修
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リノベーション施工中 Process

  • 陶芸家のアトリエを併設した古民家の改修
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間取り Plan

リノベーション前

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    建物竣工時に全てを完成させるのではなく、住みながら考え、その時々で適切な暮らしができることを第一に考えた。子供達が小さいうちは子供部屋は作らず、必要に応じて将来 、既存の構造材を利用して簡易に部屋を間仕切れるような構成とした。 夫のアトリエを敷地内に併設し、土間部分を子供部屋としても使えるよ うに想定しており、将来のライフスタイルの変化に対応できる形としている。

リノベーション後

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    1階平面図

物件概要

所在地
岡山県岡山市
敷地面積
912㎡(275.8坪)
延床面積
125㎡(37.8坪)
構造
木造平家建
既存建築年
1950年(築75年)
改修竣工年月
2020年03月
事業主
raumus
設計
raumus
施工
ヤマトハウス

企業紹介

企業名
raumus
Webサイト
https://raumus.jp/

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。