2022年 エントリー作品

特別賞

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

持ち家リノベーション・リフォーム

耐震+断熱

3,000〜4,000万円

2021年12月

投票数

6 7

投票受付終了

リノベーション後 After

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

崖に面した部分は減築し、外壁は軽い金属サイディングのカバー工法で新築時のようにリフレッシュ。

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

建物軽量化のため、過去の増築部を減築し、崖に面した壁のモルタルは鉄板サイディングへ。

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

LDK 左の大開口から眼下に絶景が広がる。視線の先に空間が広がっているため数字以上の広さを感じられる。

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

居間と客室をつなげてゆとりあるLDKを計画。陽あたりが良く明るく開放的な空間を実現。

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

2階に設けた奥様のサロンスペース。プライベート空間を通らずにサロンに行けるようお客さま動線を工夫した。

洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

サロンに隣接するバルコニーから眺望が広がる。

リノベーション前 Before

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    築44年の建物は屋根外壁の痛みが進んでいた。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    増改築を繰り返した建物は耐震性に不安があった。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    昔ながらの間取りは使いづらく、プライベート空間とお仕事空間のゾーニングが必要だった。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    水回りの劣化が進んでいた。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    タイル風呂は冬期の底冷えが深刻だった。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    2階からの眺望が素晴らしく、このロケーションを活かしていくためリノベーションを決断。傾斜地という立地で安全に暮らしていくために崖側の荷重を大幅に軽減した。

リノベーション施工中 Process

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    フルスケルトンの状態にし状況を再確認。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    お風呂廻り等、蟻害で腐食している箇所は交換し、補強計画に合わせて金物等で補強を実施。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    断熱材はセルロースファイバーを使用し、専門業者に施工してもらうことで施工精度を確保。断熱ラインより下に天井を組むため、欠損も抑える施工。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    断熱材を施工後の中間気密測定を実施。C値0.93c㎡/㎡を実測。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    大工工事と並行して、室内の美化にも意識して、安全かつ快適な施工を確保。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    養生をしっかりと行い、極力傷を付けないように配慮。仕上の精度にも影響するためしっかりとパテ処理を実施。

間取り Plan

リノベーション前

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    増改築を繰り返した建物は傾斜地側の荷重が大きく、耐震性に不安があった。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    お施主様が不便に感じていることを聞き取り、ご要望をチームで共有して最適なリフォームを提案した。

リノベーション後

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    傾斜地側を減築して建物全体を軽量化。また建物全体に断熱リフォームを施し、新築並みの高気密高断熱の家へ。

  • 洋二郎は考えた おばあちゃんからのギフトを最高の状態にするために出来る事

    断熱リフォームのシミュレーションを行い、光熱費の変化などリフォーム前後の変化を共有した。

物件概要

所在地
長野県長野市
敷地面積
271.96㎡(82.26坪)
延床面積
119.67㎡(36.2坪)
構造
木造在来軸組工法
既存建築年
1978年(築46年)
改修竣工年月
2021年12月
断熱性能
UA値 改修前1.82w/㎡・K⇒改修後0.42w/㎡・K(改修前の4倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前0.28 ⇒ 改修後1.03

企業紹介

企業名
株式会社サンプロ

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。