リノベーション後 After
外壁は杉板の板張りにシリケート塗料を塗装。とんがり屋根を活かして、軒ゼロに。植栽を植えることで、周りに豊かさをおすそ分け。
吹き抜けと造作の壁面収納でダイナミックな空間に仕上げたリビングダイニング。大開口を設けることで、住宅密接地でも太陽の恵みを取り入れられるようにした。
ウッドフェンスや1坪の植栽を設け、隣家との視線を遮りながら四季を感じられるように。
オリジナルの造作L字キッチン。中央に冷蔵庫や家電、食器棚をかたまりとしたことで、リビングから生活感が見られないような工夫も。
1階の広々としたランドリースペース。来客時でも扉を閉めれば、洗濯物を干しっぱなしにしていても大丈夫な家事ラクスペース。
2階のフリースペースにはカウンターを用意。吹き抜けになっているので家族の気配を感じることができる。
リノベーション前 Before
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夫婦と子ども3人の5人家族で暮らしていた住まい。間取り優先で窓の位置を決めていたため、外観が整えられていませんでした。
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リビングの窓から隣家と視線が合ってしまうため、レースのカーテンを閉めたままだったそう。冬の朝は室内でも5℃。暖房を使っても寒くて仕方なかったと元オーナー様。
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リビングとつながる和室。
リノベーション施工中 Process
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解体後の様子。柱や壁など、再利用できるものは活かしながら、設計していった。
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構造計算に則り、柱頭柱脚金物・筋交金物の取付を。構造評点0.69から1.57まで補強することができた。
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柱間断熱の様子。断熱施工は専門業者に対応してもらっています。壁には210ｍｍのグラスウールを施工。
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天井部分にはグラスウールを400ｍｍ施工。
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断熱工事が済んだ室内の様子。調湿気密シートや気密テープ、コンセントボックスなど、専門の断熱施工業者で対応しています。
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造作キッチンの様子。収納するものに合わせて、1つ1つ大工が丁寧に仕上げている。
間取り Plan
リノベーション前
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リノベーション前、外観の見た目が整えられていないこと、住宅が隣接しており、日当たりが悪いこと、廊下スペース等が多い事、植栽など自然を感じられないなどの問題点があげれた。
実際に元オーナー様に暮らしぶりをお聞きすると、日中も電気をつけていないと暮らせなかったと聞いております。
リノベーション後
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日当たりを確保するため、2階の床部分を吹き抜けにし、開口を設け、リビングを明るくしました。家事ラク動線にするため、玄関からキッチンへ直接移動できるようにしたり、洗濯物をすぐに干せるランドリースペースを。2階は自由にアレンジできるフリースペース。趣味を楽しんだり、子ども部屋を作ったりと使い方は様々。
物件概要
- 所在地
- 長野県長野市吉田
- 敷地面積
- 134.62㎡(40.72坪)
- 延床面積
- 108.48㎡(32.82坪)
- 構造
- 木造在来2階建て
- 既存建築年
- 1991年(築33年)
- 改修竣工年月
- 2022年02月
- 断熱性能
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UA値 改修前1.64ｗ/㎡・K⇒改修後0.31ｗ/㎡・K（改修前の5.2倍に向上）
- 耐震性能
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上部構造評点 改修前0.69 ⇒ 改修後1.57
企業紹介
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- 企業名
- しなのいえ工房(株式会社アグリトライ)
- コメント
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高性能・高デザインな家づくりを手掛けているしなのいえ工房のリノベーション事業「綾なすいえ」。
「綾なす」には、美しく彩るや美しい模様をつくるといった意味があります。既存住宅に断熱改修・耐震改修・間取りやデザインの変更などの手を入れることで、住まいの価値が高まるように。新たな歴史のキャンバスにしあわせな家族の記憶が描かれていくように。そんな想いをこめて、私たちは性能向上リノベーションを提案してまいります。
