2022年 エントリー作品

特別賞

リジェネレーションハウス

持ち家リノベーション・リフォーム

断熱

3,600万円

2022年08月

投票数

21 22

投票受付終了

リノベーション後 After

リジェネレーションハウス

手入れが大変だった植栽の多い庭をセットバックし、駐車スペースを確保しました。

もとの建物の雰囲気を残しつつも古さを感じさせない外観


リジェネレーションハウス

落ち着いたグレーの透湿モルタル外壁とトリプルガラスの木製窓

リジェネレーションハウス

リビングダイニングに廊下を取り込むことで広くなり
家の奥まで明るくなりました

リジェネレーションハウス

造作したキッチンの入り口はR垂れ壁

リジェネレーションハウス

幅の大きな洗面ボウルに水栓がふたつ。家族が増えても混雑しません

リジェネレーションハウス

寝室のインテリアのアクセントにもなっている木製窓

リノベーション前 Before

  • リジェネレーションハウス

    石垣や生垣など全体的に閉鎖的な外構で駐車スペースもありませんでした

  • リジェネレーションハウス

    外壁や木製雨戸など、外部全体に傷みが見られます

  • リジェネレーションハウス

    1階廊下も陽が入らず暗くて空調が届きにくい空間

  • リジェネレーションハウス

    床下は土のままだったため湿気の影響で沈む箇所があったり、断熱材もなかったのでじっとしてられない冷たさでした

  • リジェネレーションハウス

    既存サッシは単板ガラスで、外の暑さ寒さがダイレクトに伝わっていました

  • リジェネレーションハウス

    北側に位置するキッチンは暗く、湿気や冷気がひどく調理する環境としては劣悪な環境でした

リノベーション施工中 Process

  • リジェネレーションハウス

    既存の瓦屋根を再使用するため、屋根断熱には内側から吹き込みで木質断熱材を充填しました

  • リジェネレーションハウス

    木質断熱材が屋根全体に吹き込まれた状態

  • リジェネレーションハウス

    窓は全て入れ替え、雨漏れ対策として防水処理を各所に施しています

  • リジェネレーションハウス

    外部付加断熱として木質断熱材を施工しています

  • リジェネレーションハウス

    外壁は透湿性のある左官仕上げ材を施工しています

  • リジェネレーションハウス

    内壁にも左官仕上げ材を使用

間取り Plan

リノベーション前

  • リジェネレーションハウス

    キッチンとダイニングが仕切られているなど、全体的に仕切りの多い間取りだったため、温度ムラが多く、生活動線も不便でした

リノベーション後

  • リジェネレーションハウス

    キッチンを南側に配置し明るいキッチンに
    家事動線の改善のためランドリー室や洗面脱衣室を繋げたり、回廊動線にして生活のしやすさを改善しました
    2階子供室も将来を見据えた変更可能な間取りにしています

物件概要

所在地
京都府京都市
敷地面積
174.55㎡(52.8坪)
延床面積
103.53㎡(31.31坪)
構造
木造在来2階建
既存建築年
1975年(築49年)
改修竣工年月
2022年08月
断熱性能
UA値 改修前2.37w/㎡・K⇒改修後0.55w/㎡・K(改修前の4.3倍に向上)

企業紹介

企業名
株式会社アトリエイハウズ
Webサイト
https://r-yihaus.com/
コメント

私たちが目指すリノベーションは
中古のお家をただ新品同様にきれいにするのではなく
味のある古いものは残し、見せ方をアレンジすることで
今ではもう作れないかっこいい素材として取り入れて
アップサイクルしていくこと

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。