2022年 エントリー作品

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

リノベーション済み物件

耐震

1,700〜1,900万円

2022年03月

投票数

43 44

投票受付終了

リノベーション後 After

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

クリア塗装で仕上げた正方形のベニア板天井に、生活の中心となるリビングにはポイントでブルーの扉を設置しました。

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

床材はウォルナットの突板にする事で高級感と落ち着きを出しています。

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

キッチンの正面には、木材をランダムに張り合わせた造作の壁。そしてその裏側には、カウンターテーブルを設けた書斎兼、遊び心のあるユーティリティースペースが。

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

元々はお風呂場と繋がっていたキッチンは、新たに窓や壁を設置し白で統一された明るい居室へと生まれ変わりました。

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

廊下をなくしたことで広くなった洗面脱衣所。暖かいリビングと隣接しているため湯冷めの心配もありません。また、抜けない柱を活かして洗面台や収納を造作しました。

性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

ヒビや剥がれ、劣化のみられた外壁の補修や屋根の葺き替えも行い安心して快適な住まいへとリノベーションチェンジしました。

リノベーション前 Before

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    二間続きの和室に床の間や広縁がある造り。

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    和室によく使用されるラミ天に、昔ながらの古い聚楽壁。現代の生活では使いづらい押し入れ収納。

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    生活スペースから独立したキッチンで、シンクは狭く床の傷みも目立ちました。

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    中古住宅ではよく見かけるタイル張りのお風呂で、冬の寒さを予測できるような不便な状態でした。

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    熊本地震の影響で外壁には、ヒビや剥がれ・木製玄関扉の劣化がみられました。

リノベーション施工中 Process

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」
  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」
  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

間取り Plan

リノベーション前

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    断熱や耐震が課題である反面、立地の良さ・平家建てで十分な駐車スペースを確保できるなどの魅力がありました。

リノベーション後

  • 性能向上で新しく甦った「住み継ぐハウス」

    水回りを利用するための廊下をなくし、LDKを中心に生活ができる間取りへと変更しました。

物件概要

所在地
熊本市東区
敷地面積
197.12㎡(59.62坪)
延床面積
80㎡(96坪)
構造
木造平屋建て
既存建築年
1973年(築52年)
改修竣工年月
2022年03月
耐震性能
上部構造評点 改修前0.69 ⇒ 改修後1.31

企業紹介

企業名
銀杏開発株式会社
Webサイト
https://use-reno.jp/
コメント

“ 家づくりに、もっと自由を 家づくりで、もっとしあわせに” 家族の暮らし方・家族構成・好みに応じたオーダーメイドの家づくり。不動産と建築のプロが「中古住宅を買ってリノベーション」をワンストップでお手伝い致します。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。