2022年 エントリー作品

特別賞

性能向上リノベーション 浄法寺の家

中古物件購入+リノベーション

耐震+断熱

2,500万円

2022年01月

  • 断熱

    等級6

  • 耐震

    上部構造評点1.0

リフォームだから仕方が無い・・・。そんな事はありません。
長期優良住宅リフォーム推進事業補助金を利用して、「空き家」を利活用したモデルハウスが完成しました。構造材を残し、スケルトン化。間取りも一新して、快適な家にフルリノベーション。HEAT20・G2グレードを指標にしており、今回の物件はUA値=0.27。
また、敷地38.5坪に車3台の駐車スペースを確保し、素材にもこだわり、随所に工夫が施されているモデルハウスです。

投票数

33 34

投票受付終了

リノベーション後 After

性能向上リノベーション 浄法寺の家

ガレージ併用で駐車場3台確保。測量により境界杭設置。越境部分の減築。

性能向上リノベーション 浄法寺の家

エントランス。ガレージ内からもポーチ側からも雨に濡れずに玄関に入られます。

性能向上リノベーション 浄法寺の家

ガレージ内基礎補強部分。見える金具は既存の土台と緊結するアンカーボルトです。

性能向上リノベーション 浄法寺の家

2階 ダイニング。建物の中心に位置し、キッチンから奥の子供部屋及びダイニング、リビングと全て見渡す事ができます。

性能向上リノベーション 浄法寺の家

LDK 2階に配置することにより、とても明るい空間になっております。

性能向上リノベーション 浄法寺の家

LDK 14帖

リノベーション前 Before

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    築48年 外観

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    敷地 38.5坪 駐車場 1台

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    境界杭なし 屋根越境

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    玄関ホール

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    2F 和室

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    汲み取り式トイレ

リノベーション施工中 Process

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    スケルトン化に向け解体

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    基礎補強

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    ・耐震補強(耐力面材、野地板合板貼り)
    ・軒先 天井断熱ブローイングにあたり軒先垂木間の通気の確保

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    充填断熱105㎜。先貼り気密シート貼り。

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    付加断熱。ネオマフォーム50㎜。

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    通気確保。通気胴縁。

間取り Plan

リノベーション前

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

リノベーション後

  • 性能向上リノベーション 浄法寺の家

    敷地38.5坪に駐車場1台でしたが、車3台確保。
    越境していた北側下屋を減築して、総2階建てとし、間取りを使い易い様に整理しました。(建築確認申請を伴いました)

物件概要

所在地
岩手県二戸市浄法寺町
敷地面積
127.57㎡(38.5坪)
延床面積
120.15㎡(36.3坪)
構造
木造在来軸組工法
既存建築年
1974年(築50年)
改修竣工年月
2022年01月
断熱性能
UA値:改修後0.27w/㎡・K
耐震性能
上部構造評点:改修後1.0
施工
田口建築 株式会社

企業紹介

企業名
リー・ハウス 株式会社
Webサイト
https://re-house.jp
コメント

~ 趣とともに暮らす家 ~
リー・ハウスは樹木に年輪があるように住宅も同じ事がいえると考えます。
人も、住宅も、春夏秋冬一年一年を越えて年輪を重ねます。色のあせ方ひとつ、傷の付き方ひとつ、それを劣化とみるか風情(ふぜい)とみるか。
私たちは、経年変化も趣(おもむき)のひとつと捉え、永い年月を経ても家の価値が減らない、むしろ価値がましていく様な家づくりを目指しております。

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。