ノミネート

自然と共に生きる暮らし トコみど

モデルハウス・体感施設

耐震+断熱

2,100万円

2024年01月

リノベーション後 After

自然と共に生きる暮らし  トコみど

無塗装の杉板を全面に張り、経年変化を楽しんでいます。

自然と共に生きる暮らし  トコみど

庭の柿の木は、夏は枝葉を広げて影をつくり、秋は実り、冬は落葉して陽を入れる。優秀な木々です。

自然と共に生きる暮らし  トコみど

断熱性能を向上させたにも関わらず、床・壁すべて室内は10年前のまま。自然素材の経年変化をご覧ください。

自然と共に生きる暮らし  トコみど

リノベーション範囲を明確に決めて、コストコントロールしながら性能向上リノベ。

自然と共に生きる暮らし  トコみど

2階は冬はポカポカ暖かい日差しが入ります。夏はグリーンカーテンで日射遮蔽。

自然と共に生きる暮らし  トコみど

天井の低い木製サッシの玄関。ドアを開けるのが楽しみ。

リノベーション前 Before

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    築10年。まだ外観は綺麗でしたが、屋根•外装共にあと数年でメンテナンスが必要な時期でした。

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    南の庭は中高木が立ち並んで1階はパッシブデザインが実現されています。

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    室内もとても綺麗な状態で、手を加えるのが勿体ない。

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    夏の1階は木々で遮蔽され30℃を上回ることはありませんが、冬は冷んやり。

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    1階はカーテンのいらない暮らし。

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    日当たりが良く、冬はとても暖かい2階ですが夏は40℃を超えてしまうことも。

リノベーション施工中 Process

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    屋根断熱+OMソーラー工事のため、既存屋根材と軒先・ケラバ部分を解体。大工さんの手で解体しました。

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    全面屋根断熱を敷き込み、その上に通気垂木を施工。

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    屋根断熱、OMクワトロソーラーの設置完了。

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    塗壁の既存外壁がそのままに、その上からキューワンボード111㎜を施工します。

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    キューワンボード111㎜の施工と、気密工事完了状況。

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    1階•2階のそれぞれに計測器を設置して建物の固有周期を計測。Ai耐震診断「アイシル」を設置。

技術的なポイント Point

建物の築年数と、目指す性能値、コストバランスを考慮して建築計画を立てました。
自社施工の住宅の売却相談も増えてきました。再販の際の、性能向上リノベのベースとして汎用性のあるリノベーションを目指しました。

2006年から1棟ごとに許容応力度計算と、住宅性能評価(設計・建設)を全棟取得して建築しつづけてきた建物が、メンテナンス時に高断熱化することで更なる長寿命住宅をつくります。

間取り Plan

リノベーション前

  • 自然と共に生きる暮らし  トコみど

    1階•2階•小屋裏 平面図

リノベーション後

  • 自然と共に生きる暮らし  トコみど

    1階•2階•小屋裏 平面図

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    暮らしのイメージ

物件概要

所在地
埼玉県所沢市
敷地面積
330.30㎡(99.91坪)
延床面積
106.40㎡(32.18坪)
構造
木造2階建て
既存建築年
2013年(築12年)
改修竣工年月
2024年01月
省エネ基準地域区分
6地域
断熱性能
UA値 改修前0.93w/㎡・K⇒改修後0.23w/㎡・K(改修前の4倍に向上)
耐震性能
上部構造評点 改修前1.5 ⇒ 改修後1.5

企業紹介

企業名
株式会社増木工務店
Webサイト
https://masuki-asuka.com/

グレードとは

性能向上リノベでは、断熱と耐震のそれぞれの現行基準を3段階に分類し、基準を策定。性能向上リノベーションがされた証として、必要なエビデンス情報を登録し、安心・快適な家であるお墨付きの証として「性能向上登録証」を発行しています。これからの時代に選ばれる、安心・快適な家を可視化します。

断熱

ランク UA値 断熱等級
0.46 6
0.60 5
0.87 4
耐熱の説明

耐震

ランク 上部構造評点 耐震等級
1.5以上 3
1.25~1.5
未満
2
1.0~1.25
未満
1
耐震の説明
  • 建物は、自立循環型モデル住宅(在来工法)を対象に、地域区分は、6・7地域(都心部を中心)に策定しています。
  • UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
  • 上部構造とは壁や柱など家の構造物のこと。上部構造評点とは、震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力を数値で表した必要耐力(Qr)に対する現状の耐力の割合を表します。
  • 既存木造住宅の上部構造評点1.0、1.25、1.5は、品確法においての耐震等級1、2、3レベルに相当します。